Roblox が7月14日に 2D/3D アバターアイテムの公開ルールを統一 — 本人確認と Plus/Premium 必須化、600 Robux のアドバンス、そして 2D 作者は取り分 70%→30% へ

Roblox が、2D 衣装と 3D アバターアイテムを一つのルールブックにまとめます。2026年7月14日、両フォーマットの公開要件と経済条件が、Roblox の言う『より強い保護と、より一貫したマーケットプレイスの構築』のもとで統一されます。実務では、アップロードは1アイテム200 Robux(3Dは300から減額)、そして公開には本人確認(または親アカウント連携)・2段階認証・Plus か Premium の有効なサブスク・カテゴリで変動する600 Robux〜の公開アドバンスが必要になります。既存の 2D 衣装作者にとっての見出しはもっと厳しい — 2D アイテムの作者取り分は、マーケットプレイスで70%→30%、ゲーム内購入で60%→30%へ下がります。更新後の基準を満たさないアカウントのアイテムは、2026年8月1日から出品停止に。実際に何が変わり、アバターアイテムを売るブランドが締め切り前に何をすべきかを、Mallow と Marsh が整理します。

Roblox が7月14日に 2D/3D アバターアイテムの公開ルールを統一 — 本人確認と Plus/Premium 必須化、600 Robux のアドバンス、そして 2D 作者は取り分 70%→30% へ
この記事のまとめ
  • 2026年7月14日施行: Roblox が 2D(クラシック衣装)と 3D アバターアイテムの公開要件と経済条件を、一つの本人確認・財務アカウンタビリティモデルに統一 — 『より強い保護とより一貫したマーケットプレイス』
  • 両フォーマット共通の新しい公開基準: 本人確認(または親アカウント連携)+2段階認証、Plus か Premium の有効なサブスク、そしてカテゴリで変動する600 Robux〜の公開アドバンス。アップロードは1アイテム200 Robux — 3Dは従来300だったので減額
  • 2D の取り分カット: 作者取り分がマーケットプレイス購入で70%→30%、ゲーム内購入で60%→30%へ(ゲームオーナーは10%→40%に上昇)。衣装作者からの強い反発を招いているのがこの変更
  • 締め切り: 更新後の本人確認・サブスク基準を満たさないアカウントの既存 2D アイテムは、2026年8月1日から出品停止。ブランド示唆: ブランド衣装や UGC を売っているなら、公開アカウントの本人確認、サブスク確認、600 Robux アドバンスの予算化、そして 2D と 3D の採算を7月14日前に再計算すること

登場人物

Mallow
SENIOR CONSULTANT · 13Y

ZehnStudio26 のシニアコンサルタント。Roblox 黎明期から関わっている古株。難しい話を噛み砕くのが得意。

Marsh
ロブロックスゲーム担当マーケター · 読者代表

企業の Roblox ゲームを担当するマーケター。マーケティングは得意だが Roblox 特有の仕組みはまだ勉強中。専門用語が出るたびに読者に代わって「それ何?」と聞いてくれる、読者の代弁者。

Marsh
Mallow、タイムラインが「7月14日に Roblox がアバターアイテムのルールを変える」で騒然としています。うちはブランド衣装をいくつかと 3D アクセサリを売っています — 今週動く必要がある話ですか?
Mallow
ある。2026年7月14日に Roblox が 2D と 3D アバターアイテムの公開ルールと経済条件を統一する。投稿のタイトルは 「より強い保護と、より一貫したマーケットプレイスの構築」 という趣旨だ。これまでクラシックな 2D 衣装と 3D アイテムは、別々の要件・別々の取り分で運用されていた。7月14日以降は 一つのモデル の下に入る — 同じ本人確認、同じアカウンタビリティ、そして 2D については大きく変わる取り分だ。
Marsh
まず「より強い保護」から。公開するために、実際に何をしないといけないんですか?
Mallow
2D も 3D も、公開には次が必要になる: 本人確認(または親アカウント連携)2段階認証の有効化、そして Plus か Premium の有効なサブスクだ。その上に、カテゴリで変動する 600 Robux〜の公開アドバンス が乗る。アップロード自体は 1アイテム200 Robux — そして 3D については、これは実は 減額 だ。3Dのアップロードは従来300だったからね。
Marsh
3D はアップロードが安くなったけど、上に600 Robux の「アドバンス」が乗ると。このアドバンスって何ですか?
Mallow
公開するための デポジット(前払い金) だと考えるといい — 600 Robux から始まりカテゴリでスケールする下限だ。Roblox の説明はアカウンタビリティ: マーケットプレイスに公開するには、本人確認済みでサブスク加入済みの、お金を出す意思のあるアカウント でなければならない、と。使い捨てアカウントが低品質品や権利侵害品を大量投入するのを防ぐハードルを上げる狙いだ。ブランドにとって金額自体は大きくないが、これまで無かったアイテム単位のコスト で、カタログ全体に掛け算で効いてくる。
Marsh
分かりました。次はみんなが騒いでいる部分 — 取り分。何が変わったんですか?
Mallow
これがきつい方で、特に 2D アイテム を直撃する。マーケットプレイス購入 では作者取り分が 70%→30% に下がる。ゲーム内購入 では作者取り分が 60%→30% に下がり、ゲームオーナー の取り分が10%→40% に上がる。つまりマーケットプレイスで売る 2D 衣装作者は、1販売あたり 従来の半分未満 になる。
Marsh
衣装作者には残酷ですね。なぜ Roblox はそこまで 2D を切るんですか?
Mallow
Roblox の建前は 一貫性 — 強化した本人確認と合わせ、2D の経済条件をアバターマーケット全体のモデルに揃える、という話だ。ただ君の言う通り、2D 衣装作者の反応は 非常に大きく否定的 で、70%→30% のカットは専業衣装セラーの生計に対する大きな構造変更だ。私は2つを分けて見る: 本人確認 の変更はおおむね擁護できる。2D の取り分カット は本当に物議を醸す部分で、2D 衣装のビジネスケースはこれを前提に見るべきだ。
Marsh
去年のキャンペーンで出した古い 2D 衣装がまだ出品されたままです。あれはそのまま動き続けますか?
Mallow
自動では続かない。Roblox は、更新後の本人確認・サブスク基準を満たさないアカウント の既存 2D アイテムを 2026年8月1日から出品停止 にすると言っている。だからそのキャンペーン衣装を公開したアカウントが、それまでに本人確認済み・2段階認証有効・Plus か Premium 加入 になっていなければ、そのアイテムは 販売停止 になる。ゆるい注意喚起ではなく、具体的な締め切りだ。
Marsh
つまりカレンダーに入れるべき日付が実質2つある、と。
Mallow
その通り。2026年7月14日 — 公開の新要件と経済条件が発効。2026年8月1日 — 非準拠アカウントの既存 2D アイテムが出品停止。今から7月14日までに全公開アカウントを準拠させ、7月14日から8月1日の間に、すでに売っている物が静かに消えないことを確認する。
Marsh
うちは個人ではなく会社管理のアカウントで公開しています。本人確認や親アカウント連携は、そもそも当社に関係しますか?
Mallow
公開するアカウントが何であれ適用される。会社管理の公開アカウント でも、本人確認 をクリアし、2段階認証Plus か Premium の有効なサブスク が必要だ。これはいい機会だから、社内(またはパートナースタジオ)の 誰が 公開アカウントを実際に所有していて、それが本人確認可能かを確認しておくといい — 7月13日になって「衣装が本人確認できないアカウントから出ている」と気づくのは避けたい。
Marsh
2D のカットを踏まえると、いっそ 2D ブランド衣装はやめて 3D 一本にすべきですか?
Mallow
一律にイエスではない — が、採算は再計算すべきだ。3D アバターアイテムアップロードが安くなり(200 対 300)、2D の取り分カットの対象外だ。だから収益を狙う新規ブランドグッズは、7月14日以降 3D アクセサリやレイヤードクロージングが相対的に魅力的に見える。2D クラシック衣装 はリーチと低い制作コストという利点は残るが、作者取り分30% では1販売あたりの採算はかなり薄い。多くのブランドの答えは、収益を狙う物は 3D 寄りのミックス にし、2D は「そもそも収益が目的でない」安価・大量のブランド認知ピースに絞る、だ。
Marsh
ここにブランド側のメリットはありますか? それとも全部コストですか?
Mallow
本当のメリットがある。すべての 公開者が本人確認済み・サブスク加入・お金を出しているマーケットプレイスは、ブランドが売る場所として 治安のいい街 だ — あなたの衣装の悪質なコピーや権利侵害の模倣品が本物の隣に並ぶことが減る。ブランドアイテムの偽物を追いかけた経験があるなら、公開基準の厳格化は追い風だ。だから社内には 「ハードルは上がる、市場はきれいになる、2D の粗利は薄くなる」 と伝える — 単なる課税ではなく。
Marsh
今日チームに送れるアクションリストをください。
Mallow
(1) アバターアイテムを公開している全アカウントを洗い出し、7月14日 までに各アカウントを 本人確認済み・2段階認証有効・Plus か Premium 加入 にする。(2) 既存の 2D アイテム を棚卸しし、8月1日 の出品停止前に公開アカウントが準拠済みか確認する。(3) 新規アイテム1点あたりの 200 Robux アップロード+600 Robux〜のアドバンス を制作コストに予算化する。(4) あらゆる 2D 収益プランを新しい 作者取り分30% で再モデル化し、収益狙いのグッズを 3D に寄せる。(5) これだけ影響の大きい数字は動きが速いので、予算を確定する前に Roblox の原文発表で正確な数値を再確認する。
Marsh
一言でまとめると、公開には本人確認とサブスクが必須になり、3D のアップロードは安くなり、2D 衣装は深刻な収益減を食らった — そして準拠しないアカウントには8月1日の出品停止という崖がある。理解しました。

よくある質問

2026年7月14日にアバターアイテムの公開で何が変わりますか?
Roblox が 2D(クラシック衣装)と 3D アバターアイテムの公開要件と経済条件を一つのモデルに統一します。どちらのフォーマットも、公開には本人確認(または親アカウント連携)・2段階認証・Plus か Premium の有効なサブスクに加え、カテゴリで変動する600 Robux〜の公開アドバンスが必要になります。アップロードは1アイテム200 Robux — 3Dは従来300だったので減額です。
2D アイテムの取り分はどう変わりますか?
2D アイテムの作者取り分は、マーケットプレイス購入で70%→30%、ゲーム内購入で60%→30%に下がります(ゲームオーナーの取り分は10%→40%に上昇)。この 2D の収益減が最も強いコミュニティの反発を招いています。3D アバターアイテムはこの 2D の取り分カットの対象外です。
既存の 2D アイテムはどうなりますか?
更新後の本人確認・サブスク基準を満たさないアカウントから公開された既存 2D アイテムは、2026年8月1日から出品停止になります。販売を続けるには、公開アカウントが本人確認済みで、2段階認証を有効化し、Plus か Premium の有効なサブスクを保持している必要があります。
アバターアイテムを売るブランドが今週すべきことは?
7月14日までに全公開アカウントを本人確認済み・2段階認証有効・Plus か Premium 加入にすること。8月1日に何も出品停止にならないよう既存 2D アイテムを棚卸しすること。新規アイテム1点あたりの200 Robux アップロードと600 Robux〜のアドバンスを予算化すること。そしてあらゆる 2D プランを新しい作者取り分30%で再計算し、収益狙いのグッズを 3D に寄せることです。

あなたの構想を、
遊べるワールドに。

既存IPのRoblox / Metaverse展開から、新規ゲームタイトル開発まで。世界観・キャラクター・アクションを、プレイヤーが入り込める体験として設計します。

お問い合わせ

Roblox 受託開発サービスの詳細(費用・進め方) →