「Recommended For You」刷新は本稼働へ — Roblox公式『Optimizing Discovery』が示す狙いと、運営が今やること
2週間前、Roblox は Home の「Recommended For You(RFY)」を 7日 から 28日 のリテンション評価へ刷新すると発表しました。その後どうなったか — 結論は『本稼働入り』です。6月15日にロールアウトが始まり、同日には開発者向け発表だけでなく、プラットフォーム視点の公式ニュースルーム記事『Optimizing Discovery』が公開され、狙いが『クリックベイト淘汰』だと明言されました。主役シグナルは『意図的に友達と遊ぶ(co-play)』。一方で『新作はどう露出されるのか』『各バケットの重みは』といった問いは公式未回答のまま残っています。この2週間で確定したことと、自社の Roblox ゲームを運営する立場で何を変えるべきかを、Mallow と Marsh が整理します。
- 6月15日に本稼働。開発者向け発表に加え、公式ニュースルーム『Optimizing Discovery』が公開され、CGO John Ciancutti が『優れたゲームは簡単に見つかるべき(1.32億DAU・数百万ゲーム)』とコメント
- 狙いを明文化: 派手なサムネで注目を集めるが長期価値のないゲームが『価値あるゲームを押しのけ、長期のリテンションとエンゲージメントを害していた』→是正。テストでは継続するゲームの surfacing が向上し DAU・エンゲージが増加したと主張(具体的な%は非開示)
- 主役シグナルは『intentional co-play days(意図的に友達と一緒に遊んだ日数)』。Roblox 最強級のリテンション要因であるソーシャルプレイを、アルゴリズムが明示的に重みづけ
- 未解決の論点: 28日窓での新作コールドスタート、Day 1 / 2–7 / 8–28 の重みは公式未回答。4/10 のRFYテストでは一部が Home インプレッション/CCU を −70〜80% 落としたという開発者報告(フォーラム上・Roblox公式未確認)も。運営は co-play 導線・Day 8–28 の再訪・正直なサムネ・週次モニタリングへ
登場人物
ZehnStudio26 のシニアコンサルタント。Roblox 黎明期から関わっている古株。難しい話を噛み砕くのが得意。
企業の Roblox ゲームを担当するマーケター。マーケティングは得意だが Roblox 特有の仕組みはまだ勉強中。専門用語が出るたびに読者に代わって「それ何?」と聞いてくれる、読者の代弁者。
よくある質問
- 「Recommended For You」の刷新は、いま本稼働していますか?
- はい。Roblox は2026年6月15日にロールアウトを開始し、同日に公式ニュースルーム記事『Optimizing Discovery』を公開しました。評価期間を 7日 から 28日 に拡大し、Day 1・Day 2–7・Day 8–28 の3バケットで長期リテンションを評価します。Chief Growth Officer の John Ciancutti が、1.32億の日次アクティブと数百万のゲームの中でプレイヤーを最適なゲームに繋ぐことの重要性をコメントしています。
- 今回の変更で、Roblox は何を狙っていますか?
- クリックベイトの淘汰です。公式は、派手なサムネで注目を集めるが長期的な価値を出さないゲームが『プレイヤーが長く価値を感じるゲームを押しのけ、長期のリテンションとエンゲージメントを害していた』と明言しました。テストでは、継続するゲームを surfacing する精度が向上し、プラットフォーム全体の DAU とエンゲージメントが増加したとしています(具体的な数値は非開示)。
- 新しく出すゲームは、28日評価でどう露出されますか?
- 現時点で公式は明確に回答していません。開発者フォーラムでは、28日の評価窓における新作のコールドスタートや、Day 1 / 2–7 / 8–28 の各バケットの重みについて質問が続いていますが、確定情報はありません。本稼働前の2026年4月10日のテストでは一部のゲームが Home インプレッション/CCU を −70〜80% 落としたという開発者報告(フォーラム上の投稿で、Roblox 公式の確認はありません)もあり、リリース後は Creator Analytics ⟩ Acquisition ⟩ Home Recommendations で自分の数字を週次で確認することを推奨します。





